2007年 07月 11日
なつかしい日記
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今日は、薄日が差すかと思えば
激しい雨が降ったりやんだりはっきりしないお天気でした。
一昨日、私のブログを読んで娘が、
「ほんとに、そんなことあったの?」
と少々疑いの眼で私を見ました。
「ママの若い頃の話はたいてい聴いてるけど
この話は初耳だよ・・」
昨日、私は、お人形を整理しながら
たしか、私の子供の頃から取ってある
ノートを入れた段ボールがあるはず・・・
と押し入れの中を探しました。
ありました、ありました・・
小学生の頃からの通知票や絵日記、文集、習字、
中高生の頃の交換日記などが出てきました。
その中に、N君と交わした交換日記も混じっていました。
ページをめくると若かりし頃の自分の字と彼の字が・・・
そしていつしか、和室に座り込んで
その日記を読みふけっていました。
一瞬にしておぼろげだった記憶が鮮明によみがえってきました。
その時の空気の温度や匂いまで・・・
私が入学した高校の前にはお城があって、
3時間目に早弁をしたあと、昼休みには食堂でパンやアイスを買って
ゆっくりとお堀の周りを友達と話をしながら歩いたり
放課後には、学校のちかくの商店街で友達と買い物をしたり・・・
あのころは楽しかったなぁ・・・と当時のことを思い出しました。
高校の授業はむずかしくてなかなかついて行けず
二人とも試験前には、「勉強せなあかん!」と焦っていました。
私は、転校を控え編入試験の勉強もしなければなりませんでした。
お互いの存在が、学業の妨げになるんじゃないかと真剣に悩んだり
些細な事で気持ちが行き違いになったり
言葉が足りず疑心暗鬼になったり・・・
そんなこともあったなぁ・・・
若かった頃の一途で純粋な気持ちを思い出しました。
そんな中で、今でもよく覚えているのは
初デートで二人で難波まで行ったときのこと・・・
彼は、映画を見ることが大好きでした。
その頃封切られた「ゴッドファーザー」を二人で見ました。
映画を見出してまもなく、私は、だんだん気分が悪くなって・・・
頭から血の気が引いていくのがわかりました・・・
気がつくと、映画館のロビーの椅子に寝かされていて・・・
どうやら私は気を失ったようです。
私も彼もその時いったい何が起こったの??
と驚いていました。
結局、その日は映画館をそのまま出てしまいました。
見たかった映画が見られなくなって彼には申し分けなかったなぁ
と今でもその時のことを思い出します。
のちに、妊娠中に定期検診で採血をするたび
私は気が遠くなって倒れていました。
「今日は、大丈夫!」と気を強く持とうとしても
私の腕は血管が出にくいらしくて
毎回、何度も腕に針を刺され・・・
その様子を見ているうちに~
「倒れたところが病院でよかったね~」と看護婦さんに言われて
気がつくと病院のストレッチャーの上に寝かされていました。
しばらく休憩すると「帰ってもいいですよ~。」
「○○さん貧血がすこしありますね~
まあ、妊娠中はよくあることですよ。食生活に気をつけてください。」
と主治医の先生に言われ、子供を産んでから後はそのようなことがなかったので
このことは全く忘れていました。
息子が中学時代に、
保健体育の授業で先生が、怪我の治療や骨折の話をされたときに
その話が妙にリアルで聞いているうちに気分が悪くなって倒れたことがありました。
高校時代には、生物の時間にカエルの解剖があって
やはり気分が悪くなってしまった事もありました。
学校の先生に「○○は、医者にはなれないな~。」といわれたそうです。
そういうことがあって、なるほど、あのとき私が映画館で気分が悪くなったのは
銃の乱射シーンや残忍なシーンを見てショックを受けたからか・・・
と何年もたってから気がつきました。
息子には妙な事が遺伝してしまったものです。
そういえば子供の頃から、男の子がよく見る
格闘シーンや乱暴なシーンがある番組を見るのを嫌がっていました。
最近では、車の免許を取りにいって、
救命救急の授業を受けている最中に気を失ってしまったようです。
私も息子も、今は気分が悪くなりそうな物は
見ないように、聞かないように避けて通っています・・・
話がずいぶんとそれてしまいましたが
文化祭の後、N君が半分に破ってノートにはさんでおいた写真を
娘に、
「ほれ!」と見せてやりました。
その写真は何年も交換日記の間にはさんでありました。
半分に破かれた白黒写真。
にやけた彼の顔を見て・・
「えーっ!マじぃ!これがママの初めての彼~?」
「そうよ。どーだ、ほんとだったでしょ!」と私。
その夜、息子と娘に言いました。
「二人とも、いつまでも若いと思ってるだろうけど
青春はすぐ終わってしまうのよ~
今のうちに、いい恋をしておきなさい~」と。
激しい雨が降ったりやんだりはっきりしないお天気でした。
一昨日、私のブログを読んで娘が、
「ほんとに、そんなことあったの?」
と少々疑いの眼で私を見ました。
「ママの若い頃の話はたいてい聴いてるけど
この話は初耳だよ・・」
昨日、私は、お人形を整理しながら
たしか、私の子供の頃から取ってある
ノートを入れた段ボールがあるはず・・・
と押し入れの中を探しました。
ありました、ありました・・
小学生の頃からの通知票や絵日記、文集、習字、
中高生の頃の交換日記などが出てきました。
その中に、N君と交わした交換日記も混じっていました。
ページをめくると若かりし頃の自分の字と彼の字が・・・
そしていつしか、和室に座り込んで
その日記を読みふけっていました。
一瞬にしておぼろげだった記憶が鮮明によみがえってきました。
その時の空気の温度や匂いまで・・・
私が入学した高校の前にはお城があって、
3時間目に早弁をしたあと、昼休みには食堂でパンやアイスを買って
ゆっくりとお堀の周りを友達と話をしながら歩いたり
放課後には、学校のちかくの商店街で友達と買い物をしたり・・・
あのころは楽しかったなぁ・・・と当時のことを思い出しました。
高校の授業はむずかしくてなかなかついて行けず
二人とも試験前には、「勉強せなあかん!」と焦っていました。
私は、転校を控え編入試験の勉強もしなければなりませんでした。
お互いの存在が、学業の妨げになるんじゃないかと真剣に悩んだり
些細な事で気持ちが行き違いになったり
言葉が足りず疑心暗鬼になったり・・・
そんなこともあったなぁ・・・
若かった頃の一途で純粋な気持ちを思い出しました。
そんな中で、今でもよく覚えているのは
初デートで二人で難波まで行ったときのこと・・・
彼は、映画を見ることが大好きでした。
その頃封切られた「ゴッドファーザー」を二人で見ました。
映画を見出してまもなく、私は、だんだん気分が悪くなって・・・
頭から血の気が引いていくのがわかりました・・・
気がつくと、映画館のロビーの椅子に寝かされていて・・・
どうやら私は気を失ったようです。
私も彼もその時いったい何が起こったの??
と驚いていました。
結局、その日は映画館をそのまま出てしまいました。
見たかった映画が見られなくなって彼には申し分けなかったなぁ
と今でもその時のことを思い出します。
のちに、妊娠中に定期検診で採血をするたび
私は気が遠くなって倒れていました。
「今日は、大丈夫!」と気を強く持とうとしても
私の腕は血管が出にくいらしくて
毎回、何度も腕に針を刺され・・・
その様子を見ているうちに~
「倒れたところが病院でよかったね~」と看護婦さんに言われて
気がつくと病院のストレッチャーの上に寝かされていました。
しばらく休憩すると「帰ってもいいですよ~。」
「○○さん貧血がすこしありますね~
まあ、妊娠中はよくあることですよ。食生活に気をつけてください。」
と主治医の先生に言われ、子供を産んでから後はそのようなことがなかったので
このことは全く忘れていました。
息子が中学時代に、
保健体育の授業で先生が、怪我の治療や骨折の話をされたときに
その話が妙にリアルで聞いているうちに気分が悪くなって倒れたことがありました。
高校時代には、生物の時間にカエルの解剖があって
やはり気分が悪くなってしまった事もありました。
学校の先生に「○○は、医者にはなれないな~。」といわれたそうです。
そういうことがあって、なるほど、あのとき私が映画館で気分が悪くなったのは
銃の乱射シーンや残忍なシーンを見てショックを受けたからか・・・
と何年もたってから気がつきました。
息子には妙な事が遺伝してしまったものです。
そういえば子供の頃から、男の子がよく見る
格闘シーンや乱暴なシーンがある番組を見るのを嫌がっていました。
最近では、車の免許を取りにいって、
救命救急の授業を受けている最中に気を失ってしまったようです。
私も息子も、今は気分が悪くなりそうな物は
見ないように、聞かないように避けて通っています・・・
話がずいぶんとそれてしまいましたが
文化祭の後、N君が半分に破ってノートにはさんでおいた写真を
娘に、
「ほれ!」と見せてやりました。
その写真は何年も交換日記の間にはさんでありました。
半分に破かれた白黒写真。
にやけた彼の顔を見て・・
「えーっ!マじぃ!これがママの初めての彼~?」
「そうよ。どーだ、ほんとだったでしょ!」と私。
その夜、息子と娘に言いました。
「二人とも、いつまでも若いと思ってるだろうけど
青春はすぐ終わってしまうのよ~
今のうちに、いい恋をしておきなさい~」と。
by mint-a-la-mode
| 2007-07-11 20:14
| かぞく