2006年 11月 16日
momoko 振り袖
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お人形の中でもmomokoは振り袖がよく似合う。
私はミシンが苦手なので、お人形の着物を縫う時は
全て手縫いである。
この着物は、正絹のとても薄い生地を使用したので
お人形サイズでも体になじんでシルエットが綺麗に出た。
裏地もたいてい正絹の八掛地を使用する。
裾がめくれた時にちらりとぼかした色が見えて綺麗なように
八掛の生地から裾周りに合うぼかし具合のちょうどよいところ取るので
生地に無駄が出るがそこはこだわりたいと思っている。
一番苦労したところは、着物の柄合わせ。
前側が華やかになるように、襟元がさみしくならないように
どこにどの柄を持ってくれば不自然にならないか考える。
今回は、袖の中に赤い振りを入れたので
かさばらないようにするのも苦労したところ。
着物が縫い上がって、momokoに着せるときがうれしい瞬間である。
カメラを構えて人形にポーズを取らせると
1枚1枚まるで人間のように表情が変化して見える。
写した画像を眺めているときも楽しい時間である。
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by mint-a-la-mode
| 2006-11-16 04:09
| momoko 着物