2007年 05月 16日
トールペイント展Ⅰ
|
今日は、トールペイントの話題です。
ご存じない方はつまらないかもしれませんが
よろしくおつきあい下さいね~
先月28日(土曜日)、眼科で結膜結石を切除したときに、主人が病院まで送ってくれました。
病院の帰りに、このまま家に帰るものと思っていましたが
「たしか近くの百貨店でトールペイント展をやっているはずだから行ってみるか?」
と主人が連れて行ってくれました。
最近、目がこんな風でしたから、もう私はトールペイントや細かい仕事はできないのかな・・・
とあきらめていましたので、トールペイント展のことはすっかり忘れていました。
手術したばかりで目もぼんやりしていたので内心どちらでもいいなと思っていました。
イベント会場に着くと、なんと井川先生がワンデーセミナーを開いていらっしゃいました。
オープンスペースなのでレッスンの様子がよく見えます。
20人くらいはいる会場なのに、空席が目立ちます。。。もったいない!!
地方の百貨店だからでしょうか・・・宣伝が行き届いていないのかも・・・
私は、今からでも参加したい気分でした。
イベントはもうすでに、3日めにはいっていて、残すところあと3日。
熊谷先生や片山先生のセミナー
井川先生、小嶋先生、野村先生、小林先生、越川先生のデモンストレーションも
あったようです。
翌日以降のセミナーもいくつか残っていましたが描いてみたいかな?と思う絵はただひとつ。
翌日行われるセミナーのアッセンデルフトの大きな絵が1点だけありました。
講師の先生のお名前は、失礼ながらお聞きしたことがありません。
それにしても、かなり大きな作品です。
アセンデルフトは、丸筆で描いていくトールペイントで
ベースの色にハイライトやシャドウの色をティッピングして
一度に描くので、テクニックを習得し慣れているひとならば
かなり早く作品を仕上げられます。
私は多少の経験はありましたが、果たして2時間以内にこの作品を仕上げられるか・・
少々不安で、それに目の事も心配でこの日は申し込みをあきらめてしまいました。
セミナー会場の横では、作品展が開かれていました。
会場の入り口から、古屋先生の作品が見えたときには人が変わっていました。
主人は興味がないので待ち合わせの時刻を決めて私一人、入場料を払って中に入りました。
会場の中には、本を出していらっしゃる有名な先生の作品をはじめ
今まで、出版物で拝見していた作品もずらりと並んでいました。
・・・なんて素敵なんでしょう!!
素晴らしすぎて声が出ません・・・ため息の連続です。
その場を立ち去るのがもったいなくて中を何周も見てまわりました。
出口近くで主人が待っていて
「カレンホイップティングの原画が展示されているから見に行こう」
と声をかけてきました。
後ろ髪を引かれながらもホイップティングさんの絵が展示されているコーナーに向かいました。
店員さんがここぞとばかりに勧めてきました。
確かに原画は魅力的・・・でもお値段が我が家向きではありません・・・
原画を見る事ができる機会はなかなかないのでしばらく絵を堪能して
再びトールペイント展のコーナーにもどりました。
コーナーには販売ブースや先生方のデモンストレーションコーナーもありました。
森先生のお隣には先生にそっくりな妹の勝呂さんがいらっしゃいました。
お二人は、双子のご姉妹なんですね。
湯口先生のデモンストレーションは先生の語りがなめらかでさながら、実演販売のよう・・・
思わず引き込まれてしまいました。
ウォーターパレットの作り方、ダブルローディングのこつ、
薔薇の花のステップバイステップ
スポンジローラーの使い方、サンディングの秘訣、シーラーについて
興味深いお話がいっぱいでした。
そしてあれよあれよという間に目の前で先生の指先からきれいなお花が生まれてきました。
回りから、ためいきが・・・
私は、色々質問して、先生はそれに丁寧に答えてくださいました。
お近くだったら、ぜひ、先生に習いたい!と思いました。
そして思わず先生のオリジナルの筆とスポンジローラーを買ってきました。
井川先生のコーナーには、先生ご本人の作品も販売されていました。
私は、講師の方々の作品をいくつか購入し、
後ろを振り返ると、なんと井川先生ご本人がいっらしゃいました~
思わず握手をしていただいて、写真も一緒に撮っていただきました。
大きな体をできるだけ小さく丸めて、もじもじしながら
「先生、お写真お願いしてもいいですか~?」とお願いしたら
先生は、「いいですよ~」と快く私の横にきてくださいました。
そして、「かわいらしいかたね~」とおっしゃっていただきました・・・
可愛らしいだなんて・・・生きてきてこの方言われたことがありません。。。
きっと体のフォルムがドラえもんのように丸っこいからでしょう。。。
(娘は長州小力だといいますが。。)
先生こそ、描かれる作品のイメージ通りやわらかい雰囲気のとても可愛らしい方でした。。
家にかえってからも、翌日もトールペイント展があると思うと
落ち着かず・・・明日のセミナーについて何か詳しいことは出ていないかな。。
とネットで調べました。
翌日、体の調子が良ければ主催の百貨店に直接聞いてみよう!
そう決めて、その日は床につきました。
by mint-a-la-mode
| 2007-05-16 16:14
| トールペイント