2017年 04月 17日
ラ・ラ・ランド 観てきました。
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先週末、娘に誘われてコレットマーレの映画館でラ・ラ・ランドを観てきました。
映画館で映画を見ることが少ない私ですが
アカデミー賞で何かと話題の映画であること、
「セッション」の監督、ディミアン・チャゼルの作品だということと、
主演のエマ・ストーンさんの映画は何本か見ていて素敵な女優さんだなと思っていたことなどで
この映画は是非映画館で見たいと思っていたのでした。
ネタバレになるのとあくまで個人の感想ですので、これから映画をご覧になる方は、お読みにならないほうがいいかもしれません。
まず、オープニングの、高速道路でのシーンはインパクトがありました。
1台のカメラが長回しで撮っているシーンだというのには驚きでした。
これから、ミュージカル映画が始まるんだわ~という期待感が高まりどんなふうに展開するのかワクワクさせられました。
しかしなぜか引き込まれませんでした。
ダンスがキレキレとか、振り付けが斬新とか、曲と振り付けが素晴らしくマッチしているとか・・
そういうことはなく、
すごいんだけど圧倒はされなかった・・
ここでハートを鷲掴みにされて映画本編になだれ込めたかというとそういうわけではありません。
劇中では、「カサブランカ」や「理由なき反抗」などのクラシック映画ゆかりの場所が出てきたり、
80年台のポップ音楽も出て来ることから
アメリカの80年代の曲をよく知っていたり、
「赤ちゃん教育」「理由なき反抗」「汚名」「カサブランカ」と言ったクラシック映画に精通していれば
感想は変わったかもしれません。
テーマ音楽のピアノのリフレインがそもそもあまり好きになれなかったのがこの映画を楽しめなかった要因かもしれません。
曲が流れていると何故か何度も睡魔に襲われました
他の曲調も、マイナーな感じのものが多く、あまり心地よいメロディ-には感じられませんでした。
しかし、この映画のオリジナルサウンドトラックは全米ヒットチャートで1位を取っているそうなので
私の感想はおおかた的はずれなのでしょう。
オリジナル・サウンドトラックは↓こちら
ともかく、往年のミュージカル映画らしい独特のロマンティックで華やかな雰囲気を感じられなかった。。
圧倒的なダンスの旨さ、目新しさ、緻密さがなく
少しもの足りない感じは否めませんでした。
衣装が素晴らしいと聞いていたのですが、カラフルな衣装がたくさん出てはくるのですが
デザインが単調で
もっとクラシカルなデザインを期待していたので物足りなさを感じました。
娘と私が顔を見合わせて目配せしたシーンがありました。
セッションの鬼教授フレッチャー役で出演していたJ・K・シモンズがチョイ役で出演していたからです。
映画の中には、たくさんのミュージカル映画のオマージュが散りばめられているそうです。
オマージュ作品のシーンは30箇所近くもあるとか・・
オマージュとの比較動画は
こちらで見られます。
フレッチャーを見つけたときのようにそれらをすべて発見できたらもっと楽しかったかも・・
私が知っているミュージカル映画といえば
「巴里のアメリカ人」
「ショウボート」
「王様と私」
「雨に唄えば」
「ウエスト・サイド・ストーリー」
「サウンド・オブ・ミュージック」
「マイ・フェア・レディ」
「メアリーポピンズ」
など
これらを見た時に感じたような興奮と感動を期待していたのだけれど
ちょっと期待が大き過ぎたのかもしれません。
しかし、
すごいと思ったのは、主演男優のライアン・ゴズリングが3ヶ月特訓したという
ピアノの演奏は素晴らしいもので
ジャズの演奏シーンなどはとても良かったと思いました。
キースを演じるグラミー歌手ジョン・レジェンドが制作した
はキャッチーでとてもいい曲だと思いました。^^
ストーリーそのものも単純で、展開もわかりやすくて良いのですが、
最後のたられば的な付け足し部分は、???となって終わってしまった感じでした。
でもこのハッピーエンド的なシーンが付け足されて?なかったらもっとつまらなかったかな・・・?
素晴らしい映画と評価の高い映画ですが
映画通でもなく、ミュージカル好きでもない私には、わからない部分が多かった・・
胸躍るような、誰でも楽しめるミュージカル映画を期待していたのでちょっぴり残念でした。
今日も遊びに来てくれてありがとう
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とっても面白い映像を発見
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お腹を抱えて笑ってしまいました~
by mint-a-la-mode
| 2017-04-17 19:07