2014年 05月 09日
谷内六郎展
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連休最終日は、主人と娘と横須賀美術館に出かけてきました。
横須賀美術館は、間近に海を望む素晴らしいロケーションの中にあります。
晴れていれば、海が綺麗なんですよ・・残念。
予報と違って雨がパラパラ、気温も低くて風も強く、関東地方だけ3月下旬の気候に戻ったそうです。
美術館の周りの新緑がきれいだったので写真を撮りたかったのですが・・
とにかく寒くてブルブル震えが来るほど
写真撮影はあきらめて展示会場に入りました。
横須賀美術館ではアール・ヌーヴォーとアール・デコが開催されていましたが
私達は常設の谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展を見てきました。
以前横須賀美術館を訪れたときに谷内六郎さんの絵は常設で展示され
年4回入れ替えられると聞いていたので
娘にも見せてあげたいと思って連れて行きました。
今回展示されていた絵は「かぞくの時間」というテーマだったようです。
娘は会場に入った途端に絵の魅力に引きこまれたようで
絵のそばに添えられた谷内六郎さん自身の言葉を熱心に読み
一つ一つの絵に見入っていました。
お母さんと買い物に行った時、子どもたちはくたびれてしまって
でも、お母さんはいきいきと元気で・・・
待っている時間が子どもたちにはやたら長く感じられたことや
子供の頃、夜中に起きてトイレに行く時、いろんなものの影が大きく見えて怖くて嫌だったことなど
絵を見て思い出したようです。
子供の頃のお手伝いで嫌だったことや留守番の時の不安な気持ちなど
いろいろなシュチュエーションでの子供の姿を描いています。
子供の気持ちを解説するように文章が綴られ
それを読むことで
「ああ・・そうだったなぁ~」
「小さい頃は、そんなふうに感じていたなぁ~」と
大人になって忘れてしまっている感情を思い出させてくれます。
ママ早く行こう
小さな子供の目線は低いもの・・ママ早く行こう~と母親のスカートを引っ張ったつもりが
マネキンのスカートだった・・という絵
私も桜吹雪が舞い桜の花びらが雨樋にうず高くたまっている様子や
お風呂のガラスが湯気で真っ白になって指で絵を書いたこと、
毛糸のカセに両腕をくぐらせて広げると母親がくるくると巻き取って
毛糸の玉つくるのを手伝わさせられたことを思い出しました。
腕がだるくなっていやいややっていたなぁ・・
みかん
障子張りの手伝いは、案外のりを塗るのが上手に出来て楽しかったこと
夏に蚊帳を張って次の朝、それをたたむのが大変だったことなども思い出しました。
お布団の柄が、今ではあまり見かけない絞り柄だったり
年末にはお正月用に服を新調してもらいに近所の商店街に買い物に行ったり・・
色水を透明な瓶につめて、太陽の光にすかせて女の子がうっとり眺めている絵を見て
そう言えば色水遊びやったなぁ~~
野原に咲く草や花を摘んでは石ですりつぶし、それを水で薄めて
透明な瓶に詰めてきれいな色水を作って遊んだものでした・・
朝早くから夕方日が暮れるまで野山を駆け回って遊んでいた頃を懐かしく思い出しました。
絵にはしばしば女の子とその弟と思われる男の子が出てきます。
私にも弟がいるのでなおさら懐かしく思うのかもしれません。
谷内さんの作品を見ていると心がじんわりと、温まってくるようです。
また、童心に戻って少しだけ心が洗われる?ような気がします。
常設展の絵が入れ替わった頃にまた、訪れてみたいと思いました。
美術館を出ると夕日が沈みかけていました。
この間行ったイタリアンレストランに夕食を食べに行こうということになりました。
晴れていれば、海が綺麗なんですよ・・残念。
予報と違って雨がパラパラ、気温も低くて風も強く、関東地方だけ3月下旬の気候に戻ったそうです。
美術館の周りの新緑がきれいだったので写真を撮りたかったのですが・・
とにかく寒くてブルブル震えが来るほど
写真撮影はあきらめて展示会場に入りました。
私達は常設の
谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展を見てきました。
以前横須賀美術館を訪れたときに谷内六郎さんの絵は常設で展示され
年4回入れ替えられると聞いていたので
娘にも見せてあげたいと思って連れて行きました。
今回展示されていた絵は「かぞくの時間」というテーマだったようです。
娘は会場に入った途端に絵の魅力に引きこまれたようで
絵のそばに添えられた谷内六郎さん自身の言葉を熱心に読み
一つ一つの絵に見入っていました。
お母さんと買い物に行った時、子どもたちはくたびれてしまって
でも、お母さんはいきいきと元気で・・・
待っている時間が子どもたちにはやたら長く感じられたことや
子供の頃、夜中に起きてトイレに行く時、いろんなものの影が大きく見えて怖くて嫌だったことなど
絵を見て思い出したようです。
子供の頃のお手伝いで嫌だったことや留守番の時の不安な気持ちなど
いろいろなシュチュエーションでの子供の姿を描いています。
子供の気持ちを解説するように文章が綴られ
それを読むことで
「ああ・・そうだったなぁ~」
「小さい頃は、そんなふうに感じていたなぁ~」と
大人になって忘れてしまっている感情を思い出させてくれます。
ママ早く行こう
マネキンのスカートだった・・という絵
私も桜吹雪が舞い桜の花びらが雨樋にうず高くたまっている様子や
お風呂のガラスが湯気で真っ白になって指で絵を書いたこと、
毛糸のカセに両腕をくぐらせて広げると母親がくるくると巻き取って
毛糸の玉つくるのを手伝わさせられたことを思い出しました。
腕がだるくなっていやいややっていたなぁ・・
みかん
夏に蚊帳を張って次の朝、それをたたむのが大変だったことなども思い出しました。
お布団の柄が、今ではあまり見かけない絞り柄だったり
年末にはお正月用に服を新調してもらいに近所の商店街に買い物に行ったり・・
色水を透明な瓶につめて、太陽の光にすかせて女の子がうっとり眺めている絵を見て
そう言えば色水遊びやったなぁ~~
野原に咲く草や花を摘んでは石ですりつぶし、それを水で薄めて
透明な瓶に詰めてきれいな色水を作って遊んだものでした・・
朝早くから夕方日が暮れるまで野山を駆け回って遊んでいた頃を懐かしく思い出しました。
絵にはしばしば女の子とその弟と思われる男の子が出てきます。
私にも弟がいるのでなおさら懐かしく思うのかもしれません。
また、童心に戻って少しだけ心が洗われる?ような気がします。
常設展の絵が入れ替わった頃にまた、訪れてみたいと思いました。
美術館を出ると夕日が沈みかけていました。
この間行ったイタリアンレストランに夕食を食べに行こうということになりました。
by mint-a-la-mode
| 2014-05-09 23:46
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