2010年 10月 06日
横須賀美術館 現代ポップアート展
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さて昨日の続きです。横須賀美術館にはいり最初のブースで目の中に飛び込んできたのは
アンディ・ウォーホルのキャンベル・スープの広告やマリリン・モンローなどの作品です。
ポスターなどで目にしたことのない作品も展示されていました。
ロイ・リキテンスタイン
の「おでかけ」という作品ががかわいいなぁ~と思いました。
エイズ撲滅キャンペーンのポスターで有名なキース・ヘリングの作品、マリーナ・カポスの作品もありました。
これらはスクリーンプリントやシルクスクリーン作品でしたが
現在活躍しているアーティストの作品の多くは、アクリルや油絵の生作品でした。
絵の具の盛り上がっているところやマスキングや布などをつかった作品を間近にじっくり見てきました。
大型作品が多く、広い館内に効果的に配置されています。
美術館は建物の内壁も外壁も真っ白で塩害を防ぐためにガラス張りになっています。
吹き抜けの天井にいくつも丸い窓があるので
時々空を見上げながらまた、窓から差し込む光を楽しみながら
広い空間も楽しみながらゆっくりと作品を見ることができるちょっと素敵な時間でした。
現代ポップアートのコーナーに続いて同じチケットで
常設展も見ることができます。
大正時代以後、戦前・戦後にわたる昭和時代の作品が多く、ほとんどが日本人による作品でした。
暗めの作品が多くて、これが好き!~という作品には出会えなかったけれど
朝井閑右衛門の絶筆、「薔薇」という作品は、すごい迫力がありました。
それから~伊東深水の肉筆画「祇王寺の秋」が展示されていて・・感激
まさか伊東深水の本物を見る機会があるとは・・・mintはその前でしばらく釘付けになってしまいました。・・
来てよかったァ~と思わず声に出してしまいました。
展示もこれで終わり~外に出ようとすると
あれれ・・これは谷内六郎のポスター
「私この人の絵が好きなの、見たかったなぁ~」
と主人に言うと
それを聞いていた係員の方がわざわざそばに来て
「谷内六郎展、常設展示していてそのチケットで見ることができますよ。」
と教えてくださいました。
え~そうなんだ~
なんと横須賀美術館に谷内六郎館があったんですね~
by mint-a-la-mode
| 2010-10-06 01:39
| おでかけ